「世界一高価なカーネーションをつくる。」以前の私が掲げていた目標です。いかに1本のカーネーションを高く売るか。実際に国外に出し1本8000円という値段で売れたこともありますが、高くすればするほど客層は絞られてしまいます。あるときそれでは意味がないことに気づき、いかに「たくさんの人に喜んでもらうか」という現在の方向に舵を切りました。
「たくさんの人」には、商品を手にするお客様だけではなく、生産者や小売、流通に関わるすべての人が含まれます。キーワードは「協業」です。
生産者同士が手を取り合い、みんなの課題を解決するために、生産者である当社が商社機能を持ち、農業に眠る可能性を引き出していきたい。新たな農業ビジネスを創出し、事業同士がシナジー（相乗効果）を起こしつながっていく「22世紀の農業をつくる」ことを目指しています。