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つくる事業[加工]

生産者自身が生産物を加工して商品化し、販売まで行う六次産業化を進めています。外部パートナーとも連携し、より魅力的な商品に加工。貴重な国産唐辛子を起点とし、さまざまな商品を生み出しています。

唐辛子は南アメリカが原産とされていますが、豊臣秀吉の朝鮮出兵を機に日本に伝来したとも言われています。唐津には朝鮮出兵のための出城・肥前名護屋城がつくられたこともあり、唐津とのゆかりも深いスパイスです。
その唐辛子をただ生産するだけではなく、利益率を上げ、産業化するため、加工、販売までを一貫して行っています。

フードコーディネーターと協力して開発した調味料は、唐津最大のお祭り唐津くんちの曳山にちなみ、一味唐辛子を「赤獅子」「青獅子」、七味唐辛子を「七宝丸」と名付けました。希少な国産唐辛子の中でもさらに貴重な青唐辛子を使用した「青獅子」は、とくに辛味が強く、近隣の辛党たちの舌を楽しませています。

乾燥や粉砕といった一次加工や袋詰めなどの作業は、福祉事業者と連携しながら自社で行っていますが、将来的には事業部をつくり内製化を予定しています。当社の事業のひとつ「HIRATA SPICE FARM」では、山椒の生産も開始し、唐津を国内最大のスパイスの生産地とすべく、成長を続けています。

主力事業であるカーネーション事業では、ハウス栽培を行っていても毎年2、3ヵ月植え替えにより収穫が見込めない時期(夏季)があることがネックとなっていました。その期間に収穫が見込める生産物として、夏季が旬の唐辛子栽培に2021年より着手。日本国内では、現状99%を輸入品に頼っているとされる唐辛子を、純国産で生産から加工、販売まで行う体制を整え、新たな可能性を探っています。
これまでつちかってきた花生産のノウハウを生かし、過剰な有機肥料の投入を避けて健康な土壌をつくり、露地栽培だけでなく年間を通して生産が可能なハウス栽培なども行っています。病害虫防除に必要最低限な農薬の散布と海藻由来の忌避剤を使用するなど、低農薬(慣行農法の約50%)での唐辛子栽培を実現しました。
ブードジョロキアやハバネロといった海外産で辛さに特徴のある品種や、日本古来のスパイスである山椒なども栽培し、差別化を図っています。

事業

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